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シーシャは未成年だと吸えない?年齢確認や法律は何のためにあるのか

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画像 シーシャは未成年だと吸えない?年齢確認や法律は何のためにあるのか

SNS映えすることから人気の高いシーシャ。若い世代を中心に楽しみ方も浸透していっています。シーシャは喫煙器具になるので、一般的に20歳未満は使用することができません。とはいえ、成人年齢の引き下げもあり、ややこしくなっているのが現状です。

そこで、シーシャの未成年の扱いや法律、体への影響などを解説していきます。

 

シーシャの年齢制限と法律について

シーシャの年齢制限と法律についてみていきましょう。

未成年ではなく20歳未満は不可

日本での喫煙が可能な年齢は20歳以上となっています。2022年4月から民放の一部改正によって、成人年齢が18歳に引き下げられました。18歳には参政権もあり、さまざまな契約も親の同意なしで行えるようになったものの、喫煙や飲酒、公営ギャンブルなどは20歳以上が対象となっています。

いうなれば、シーシャは未成年が禁止というのではなく、20歳未満は吸うことができません。従来の未成年は飲酒・喫煙は法律違反という考えが長年染みついているので、勘違いしてしまう人も多いことでしょう。

シーシャを吸えるのは紙巻きタバコと同様に20歳以上になってからです。

シーシャは未成年でも買えない

では、シーシャを買うことはできるのでしょうか。答えはノーです。シーシャ本体は喫煙器具で、専門店やネットショップでセット販売しています。しかし、きっちり年齢確認されますので、喫煙器具であるシーシャは購入することができません。

紙巻きタバコを購入するのに年齢確認が必要なように、シーシャを購入するのはどこでも関わらず20歳以上の年齢確認が擁されます。

後述しますが、コンビニで売られている電子シーシャ(ポケットシーシャ・ミニシーシャ)はノンニコチン・ノンタールの商品になっているものの、喫煙を助長する恐れもありますので、販売店によって20歳未満は購入できないように自主的に規制されています。

シーシャ屋は年齢制限で入店できない

シーシャを楽しむにはお店に行くのが一番の近道です。シーシャ屋にはカフェやバーとして営業していることもありますが、基本的に喫煙可能となっています。

改正健康増進法によって、飲食店での喫煙は原則禁止となっており、喫煙者には肩身の狭い思いをする人も多いですが、シーシャ屋は喫煙を目的としているので屋内での喫煙は問題ありません。

それだけにシーシャを提供するお店というのは20歳未満の入店ができません。シーシャ屋はアルコールを提供しているお店がほとんどですので、お酒とタバコの概念からも20歳以上でないとお店に入ることすらできないでしょう。

もちろん、ノンニコチン・ノンタールだけのシーシャであっても吸うことはできませんし、ソフトドリンクだけを楽しみたい人であっても入店不可能となります。

どのお店であっても年齢制限を設けており、入店時には年齢確認をしているものなので、20歳未満の方は入店できません。

カフェとしての利用も無理

シーシャ屋の多くは夕方から深夜にかけて営業しています。始発以降の朝方まで営業している店舗も珍しくありません。これらの店舗が20歳未満の入店を制限しているのは分かりますが、ランチタイムに営業しているシーシャ屋も多くあります。

ランチタイムだと普通にカフェとしても楽しむことが可能ですが、このような店舗でも20歳未満は入店できません。仮にそのお店がランチやスイーツの限定メニューを出していたとしても残念ながら味わうことが不可能です。

通常シーシャを提供しているお店は喫煙目的であり、飲食を楽しみたい人であっても20歳未満は利用できないことになっています。

20歳未満がシーシャを利用するリスク

どうしてシーシャを吸えるのが20歳以上になっているのでしょうか。何となくわかっていてもしっかり理解できていない人も少なくありません。

20歳未満の人がシーシャを利用するリスクをみていきましょう。

シーシャは紙巻きタバコと同じ有害成分

シーシャは喫煙器具ですので、普通の紙巻きタバコと同様にニコチンが含まれています。また、燃焼することによって一酸化炭素も発生させてしまい、これらは身体にとって有害な成分です。

ニコチンは血管の収縮作用が働き、タールには発がん性物質が含まれています。一酸化炭素は血液中の酸素が運搬されずに酸素が欠乏状態に陥ってしまいます。

シーシャを吸い過ぎることは、動脈硬化や心筋梗塞、発がんのリスクを負うことになってしまいがちです。

20歳未満で喫煙すると将来的に健康への悪影響が懸念

シーシャを20歳未満で吸えない理由として挙げられるのが、将来的な健康への懸念です。10代というのはまだまだ体が成長期であり、喫煙することによって影響が強く出やすい可能性があります。

また、早くから喫煙することで将来的にも喫煙量が増してしまい、心筋梗塞や肺がん、脳卒中などといった将来的な健康問題が懸念されます。

このことからも、20歳未満が喫煙できないのは、今後も法改正されることはほとんどないといえるでしょう。

20歳未満がシーシャを吸うと受ける罰則

20歳未満がシーシャを吸ってしまった場合、紙巻きタバコと同様に補導の対象になり、学校や親への連絡がなされます。停学や謹慎などの罰則を受けることもありますので、しないほうが身のためです。

また、お店も20歳未満にシーシャを提供すると法令違反となりますので、罰金刑を受けることになります。そのために、お店側は必ず年齢確認をしています。

電子シーシャは法律上違反ではない?

シーシャにはノンニコチン・ノンタールの商品があります。これらは法律上違反にならないのかみていきましょう。

フレーバーはニコチンフリーでもNG

シーシャはフレーバーを加熱することで煙を吸うことができますが、このフレーバーにはニコチンやタールが含まれています。このフレーバーにはノンニコチン・ノンタールの商品があり、ノンアルコール同様に健康への影響を考慮したもので人気もあります。

しかし、このフレーバーを提供するシーシャ屋は喫煙目的なので、20歳未満の入店ができません。たとえニコチンフリーとうたっていても、吸うことはできないのです。

法律違反ではないが電子シーシャもNG

同じニコチンフリーでも電子シーシャはどうでしょうか。電子シーシャは加熱式タバコと同じく携帯型ですが、タバコ葉を使っておらず、リキッドから発する水蒸気は煙と違うので一酸化炭素は発生していません。

電子タバコにもいえますが、リキッドを加熱しているだけなのでタバコ葉を燃焼する必要がないのです。一般的に電子シーシャはミニシーシャやポケット(持ち運び)シーシャとも呼ばれ、電子タバコと同等の意味合いを成しています。通常のシーシャと同じようにフレーバーの種類があり、フルーティーな味わいが人気を博しています。

この電子シーシャは20歳未満が使用しても法律違反にはなりません。しかし、喫煙を助長させる要因にもなりますので、販売店では年齢確認を実施していますし、そもそもメーカーも推奨していないのが実情です。

20歳以上でもマナーは大切

電子シーシャはタバコと違いますので、基本的に吸うのに制限はありません。路上喫煙にも当たりませんし、会社内でも受動喫煙に相当しないものです。

ただ、周囲の視線はそうとは限りません。煙と水蒸気というのは傍目には分からず、ニコチンフリーといっても非喫煙者には理解できないでしょう。

基本的には飲食店の中でも大丈夫ですし、喫煙所に行かなくてもどこでも吸える特徴があります。

しかし、駅構内での注意書きにもあるように、多くの人が不快になってトラブルの種にもなりやすい問題でもあり、紙巻きタバコと同様に喫煙者と同等のマナーを守るほうが無難です。

電車内はもちろん、駅構内、映画館といった多数の人が集まる場所では、電子シーシャ(タバコ)を全面的に禁止にしているものです。遠慮や控えという言葉にしているケースが多いものですが、他のお客とトラブルになる恐れが高く、近年ではスマホで撮影してくることも考えられますので、無用なトラブルは避けた方がいいでしょう。

20歳以上でも電子シーシャを吸うには、喫煙者のマナーも大切といえます。

まとめ

20歳未満はシーシャを吸うことができません。18歳未満が未成年であっても、20歳未満の間は喫煙器具であるシーシャを吸うのは違反ですし、健康的なリスクもありますので20歳以上になってから楽しむようにしましょう。