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シーシャの煙は肺に入れる?正しい吸い方のコツから上級者テクまでしっかり解説!

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画像 シーシャの煙は肺に入れる?正しい吸い方のコツから上級者テクまでしっかり解説!

流行りのシーシャを試してみたけれど、「うまく吸えずにむせただけだった」なんて苦い経験はありませんか?フレーバーを味わうことがシーシャの魅力なのに、せき込むだけでは楽しくありません。また、シーシャに興味を持っている初心者の人も気になるところです。ここでは「シーシャの煙は肺に入れる?」といったナゾや、むせないシーシャの正しい吸い方、上達したらやってみたいテクニックまで紹介していきます。

 

シーシャ(水タバコ)の歴史を知ろう!

シーシャに興味を持ち始めた人はどんな歴史があるのか知りたいという人もいるでしょう。最近では日本でもよく目にするようになったシーシャですが、そもそもの歴史はとても古く、1600年代のトルコ帝国で発祥したとされています。15世紀になりイスラム圏中心に広まり、今ではさまざまな国で愛好家が増えています。

実は何気なく吸っているシーシャとは、中東近辺で流行していたものなのです。オスマン帝国として栄えていたトルコは、中東や欧州、地中海をはさんでアフリカ諸国に近隣している地域でもあり、ここからシーシャがさまざまな国へと広まっていったと考えられています。

海外のシーシャ事情

イスラム圏では日本と違い、シーシャ文化が根強くシーシャは社交的の観点からも非常に大事なツールとなっています。シーシャは国により18歳から吸えるところや、年齢制限がそもそもない地域もあります。

しかし日本の法律ではパイプタバコであるシーシャは、20歳以上からとなっています。海外に旅行や出張で赴く場合、国によって法律が違いますのでシーシャを吸う際には気を付けましょう。

シーシャ(水タバコ)は吸い方次第で身体への負担を軽減

シーシャの煙はモクモクと大量に上がる見た目から、たくさんの煙を肺に入れるというイメージがあり、身体に害がありそうと思われる人も少なくありません。結果的に言えばシーシャにもニコチンやタールは含有されていますので、害がないとはいえないでしょう。

しかしシーシャの構造上、水に1度くぐらせることで煙の中に蒸気も混ざり紙タバコよりは含有量は少ないとされています。

また、煙を肺に入れずに浅く吸って口に含み吐き出すことで、フレーバーの香りを楽しむといったように、吸い方次第でニコチンの吸収を軽減することも可能なので、吸いたいけれど健康被害も気になるという人には試してはいかがでしょうか。

シーシャを全く害がないと謳っているSNSやショッピングサイトには注意が必要です。煙を肺に入れなくても一般的な紙タバコの受動喫煙のように、ニコチンやタールは広がる煙だけで多少の影響を受けてしまいます。身体への負担を考える人には、ニコチンフリーのシーシャを試すようにしてみましょう。

シーシャの人気の秘密は?

シーシャは何といってもフレーバーの種類が豊富で、味も自分の好きなように組み合わせることができるのが魅力です。カクテルみたいな感覚で味を組み合わせられるので飽きることなく楽しめます。

また、紙タバコ特有のイヤな匂いがほとんどないため、女性が気になるヤニや服に着くタバコ臭の心配もなく、若い女性にも人気となっているようです。

喫煙者にとっても憩いの場

昨今の健康志向の背景から、喫煙者にとって肩身の狭い世の中になってきています。オフィスでも休憩時間外には一服できないという職場も多いでしょう。限られた時間に限られた場所でしか吸えないというのは、逆にストレスが溜まりそうなものです。

飲食店のような店舗でもタバコを吸えるところは少なくなり、タバコを吸う場所に困る喫煙者も少なくありません。しかしシーシャ屋であれば、タバコの提供をメインとしているので、周りの目を気にすることなく思う存分、煙の味を楽しむことができます。

しかも、食事やアルコールも同時に楽しめるので、まさに紙タバコの愛好者にとっても憩いの場所として人気が出てきています。

シーシャの正しい吸い方

シーシャは基本的に煙を口から吐き出す際の香りを楽しむものですので、リズムよく吸っていくことが大事となってきます。紙タバコには肺に煙を入れる肺喫煙と、口で吹かすだけの口腔喫煙がありますが、シーシャの吸い方は紙タバコとは大きく異なります。
ここからはシーシャの煙を肺に入れる場合のやり方や、初心者でもむせないシーシャの正しい吸い方を順番に紹介していきます。

・大きく深呼吸をするように煙を吸う

シーシャを吸う上で大切なのは腹式呼吸と言われています。肺の力のみでシーシャの煙を吸おうとすると、少量の煙しか吸うことができず、フレーバーの香りを感じづらくなってしまいます。

まずはリラックスして大きく深呼吸をし、ボトルの中の水がポコポコと音をたてるほどの強さで吸いこみます。吸い込む時間は1~2秒ほどで強弱なく、同じ強さで吸うようにしましょう。紙タバコのようにスパスパとスピーディーに吸うのではなく、普段の呼吸よりもゆっくり吸うのがポイントです。

・大きな口を開けてゆっくりと吐き出す

シーシャはゆっくりと吸ったそばから煙を吐き出していきます。大きな口を開けて煙がモワモワ~と出ていくようなイメージで、煙を舌で押し出すような感覚で吐き出すようにしてください。

・一定のリズムでテンポよく吸う

シーシャの香りを存分に楽しむにはリズムを保ち、一定のテンポで吸うようにしましょう。紙タバコのように途中で息を止めて、吐き出す量をその都度変えるといった不規則なリズムで吸うと、肺の中の空気と煙が混ざり過ぎて、香りが損なわれてしまいます。

シーシャは吐き出すときが一番フレーバーの香りの良さを感じとれる瞬間なので、常にフレーバーの香りが良い状態で味わうことができるようテンポよく吸っていくようにしてください。

また、吐き出すときは斜め上に向けで吐き出すようにしてください。そうすることでシーシャを吐き出した時に味わう香りが、頭上から降り注ぐことで体にも纏わりつき、濃密なフレーバーの香りを余すことなく楽しむことができます。

・適度に休憩を入れる

シーシャは紙たばこと違い1~2時間と長時間楽しむことができるものです。長時間楽しめる反面、時間を忘れて吸い続けていると酸欠になってしまう可能性があるので、何回か吸った後は適度に休憩を取ることをおすすめします。

途中で水分を摂り、外の新鮮な空気を吸いに行くなど体調不良が起きないように楽しむことも、シーシャを嗜むうえでの大切なポイントとなります。速く吸わないとフレーバーがもったいないからという理由で長く吸い続けることは止めるようにしましょう。

慣れてきたらシーシャトリックをマスターしてみよう

シーシャの吸い方に慣れてきたら、さまざまなトリックをマスターしてみるのはいかがでしょうか。シーシャトリックはかっこいいものからユーモアたっぷりなものまでありますので、マスターすればシーシャの楽しみ方がより一層広がります。

・輪っか

この技はシーシャトリックの中では基本ともいえるものです。口を丸い形に大きく開き、喉仏あたりを少し絞めるような感覚で煙を吐き出していきます。吐き出し始めは「あ~」というイメージですが、そのあとは「お~」と吐き出していきます。この時に頬をポンポンとテンポよく叩くことで、次々と輪っかが口から飛び出してきます。輪っかを作るポイントは意外と簡単ですので、慣れてしまえばいつでも作れるようになります。
また、輪っかにひとテク追加することでクラゲというトリックを作ることもできます。クラゲはくっきりした輪っかが出来たときに、輪っかの中心部に息を吹き込むことで作れる技となっています。輪っかを進化させたものがクラゲというイメージで覚えてもらえたらと思います。

・竜巻

この技はタイミングによって出来るかどうか変わるので運要素もある技ですが、成功するととてもユニークな形が出来上がり、場も盛り上がるテクニックです。作り方は、テーブルなど自分よりも下の方向にたくさんの煙を溜めこむイメージで吐き出し、煙が一定量溜まってきたところで、煙の真正面から自分の腕を煙の中心まで差し込みます。

そのあと腕に角度を付けて一気に引き上げることでらせん状に見える竜巻のような煙が現れることがあります。SNS映えにも最適な技ですので、上手くできたときがシャッターチャンスです。

・ゴースト

この技は口からまん丸の球体上の煙を出すもので、見た目のインパクトも大きいためSNS映え間違いなしのテクニックと言えます。作り方は、シーシャの煙を吸い込み肺に入れずに口の中に溜めこんでいきます。

口を膨らませて煙を目いっぱい溜めこみ、そのあとは輪っかを作るようなイメージで溜めこんだ大量の煙を吐き出していきます。そうすると煙が球体のようにまとまって出てきます。このテクニックは上級者向けなので、何度か練習が必要になりますが、最近ではユーチューブなどでもテクニックのやり方を紹介しているものもありますので、そのような動画も参考にしながら楽しんでみてください。

まとめ

ここまでシーシャの煙は肺に入れるのかという疑問や、むせない正しい吸い方など解説してきましたがいかがでしたでしょうか。シーシャについて不安に思っていた人の参考になれば幸いです。

健康被害が全くないではありませんが、シーシャは正しく吸えば、むせたりせき込んだりといったこともなくなります。さらに、さまざまなトリックを使えば、普段とは一味違うシーシャの楽しみ方ができますので、上級者向けのテクニックもぜひ試してみてください。