シーシャでの一見難しそうに見える輪っかトリックですが、コツさえ掴めば誰でも数日で簡単に輪っかを作れるようになります。そこで今回は初心者の人でも簡単に輪っかトリックをマスターできるように、シーシャの吸い方とコツや練習するための注意点など、詳しく解説していきます。
目次
シーシャの煙で輪っかができるメカニズムとは
シーシャの煙は普通の紙タバコよりも多く、モクモクとした煙を出すのが特長的です。輪っかトリックを行うために、丸い形にした口から吐き出された多くの煙は、輪っかとなって出てきます。
この出てきた輪っかは内側から外側へ回転することで輪っかの形を維持しています。このような原理でドーナッツ状の煙が放出されており、これが輪っかトリックのメカニズムなのです。
シーシャで輪っかを作るための吸い方
シーシャの煙で上手に輪っかを作るには、シーシャの正しい吸い方をマスターしておくことが大事です。シーシャの煙は普通の紙タバコと違い肺に溜めこまずに吸います。ゆっくりと長めにリラックスした状態で深呼吸をし、ボトルの水がポコポコと音をたてるくらいに1～2秒の間隔で吸っていきます。吸い終わったらすぐに煙を吐き出すのですが、その時に勢いよく吐き出すのではなく、もわぁ～というように口や鼻で味や香りを楽しめるようにゆっくりと吐き出していくようにしましょう。
このようにシーシャの正しい吸い方を覚えれば、吸える煙の量も増えて、輪っかトリックが出しやすくなります。
シーシャの煙で輪っかを作る3つのコツとは
ここまでシーシャの正しい吸い方から、輪っかが出るメカニズムについて解説してきました。ここからは実際にシーシャの煙を使って輪っかを作るコツを3つに分けてご紹介していきたいと思います。
吸い込む煙の量に注意
リラックスして長めの深呼吸をし、たっぷりと煙を吸っていきましょう。煙の量は多い方が一回で練習できる回数が増えますので、最初は煙をたくさん吸って溜めこむ感覚をつかむようにしてください。
一番初めに出る煙は薄く輪っかを作るのに適していないため、肺に煙を溜めたら少しだけ煙を吐き出しておくようにしましょう。
口の形は丸く開く
輪っかを作るためには唇を尖らせ口の形が丸くなるように開くと、輪っかができやすくなります。口を丸くして煙を吐き出す際、口の開き具合を調節することで、輪っかの大きさを変えることができます。
また舌の位置を下あごにぴったりとくっつけておくことで、煙の通りを良くしてくれるので、舌の位置にも注意しておくとよいでしょう。
煙を吐き出す際の量に気を付ける
口の形を丸くしたまま「お～っ」というような感じで息を吐き出していきます。肺に溜めた煙を一気に吐き出すのではなく、肺から口の中に煙を送り込み、口に煙を溜めた状態で吐き出すことで、濃い煙の輪っかができやすくなります。
この時に少しずつ咳をする感じで、吐いた瞬間に口を閉じてみると上手くいきやすいものです。
また輪っかを作る際、エアコンなどの風が邪魔して上手く作ることができない場合があるため、空調などの風が影響しない場所で練習するようにしてください。
「お～」と発音するときは、どうしても口が小さくなりがちです。口を少し大きく開けることを意識しながら取り組んでみましょう。
大きい輪っかを作るなら手で押す
輪っかを作ってもなかなか大きいものが作れないという人は多いものです。まずは輪っかを作ることから始めるのが王道ですが、それだけだと小さくて薄い輪っかになってしまい、動画などで紹介されているような大きい輪っかを作れないものといえます。
実は大きい輪っかは吐き出した後に後ろから手で押してやるといいでしょう。まるで漫画に登場する必殺技のようなイメージで臨めばいけるかもしれません。
輪っかトリックを習得することのメリット
シーシャで輪っかなどのトリックができるようになると、シーシャ本来の香りや味を楽しむだけでなく、さまざまな楽しみ方の幅が広がります。ここからはシーシャで輪っかトリックをマスターできた場合のメリットをいくつか紹介したいと思います。
その場の話のきっかけができる
シーシャで輪っかトリックができるようになると、その場にいる人との会話のきっかけとなり、シーシャ仲間が増えやすくなります。またシーシャ屋の店員さんはフレンドリーな人が多く、気軽に話しかけてくれるので、店員さんを介して周りの人とも話すことができ、シーシャコミュニティが広がりやすくなります。
シーシャ屋では黙々と煙やフレーバーを楽しむだけではありません。一種の社交場にもなっていますので、自分に合ったコミュニティを形成できるのも楽しみの一つです。
デートでもモテる
禁煙志向の多い現代では煙を嫌う人も多いですが、シーシャ屋では基本的に客も店員も愛好家ばかりですから問題ありません。普段は紙タバコをそれほど吸わない人であっても、フレーバーを楽しみたいという女性は多いので、シーシャ屋はデートにも最適なスポットといえます。
そこで、煙のテクニックをさり気なく披露することで、デート中の相手との会話も弾みますし、丁寧に教えてあげることで好感度もアップするでしょう。もちろん、煙を吐き出す方向には十分気を付けるようにしてください。
シーシャをより楽しめる
シーシャはフレーバーの種類の多さが特徴的で、フレーバー独自の風味や味を楽しむものですが、シーシャで輪っかができるようになると、味だけではない楽しみ方の幅が広がっていきます。シーシャ仲間が増えるのもそうですが、SNS映えができたり新しい自分だけのトリックを開発するなど楽しみ方の幅が広がり、シーシャライフがより一層楽しめるでしょう。
また、輪っか以外のトリックもさまざまなものがあるので、難易度の高い技に挑戦することで、より一層シーシャを楽しめるようになっていけます。
煙を吸い過ぎてデメリットもある
一方でスモーキングの練習する上で、シーシャの煙を吸い込み過ぎることがあります。肺にまで送り込んだ煙はニコチンを含んでいますので、頭痛などの体調不良を起こしてしまうことが懸念されます。
輪っかを作ることに没頭し過ぎると、上手くいくまでどうしても夢中になってしまうものです。なかなかできないと余計に熱中してしまい、ニコチンが血液中に送り込まれていきます。練習するのはいいことですが、あまり肺に煙を溜め込み過ぎないように注意しながら休憩を挟んでおくようにしてください。
難易度の高い輪っかトリック
ここまでは基本的な輪っかトリックについてご紹介してきましたが、上級者の人たちの中には難易度の高い輪っかトリックを作れる人も存在します。ここからは難易度高めの輪っかトリックを2つ紹介していきます。
空飛ぶ輪っか
空飛ぶ輪っかは、まずは普通に輪っかを作るのですが、その輪っかを手でコントロールして天井まで飛ばしてしまうトリックのことを指します。スピードもそうですが、最初に作る輪っかの大きさや煙の濃さも重要になってくる難易度の高い輪っかトリックです。
ただ、この技を披露した瞬間に動画を撮影してもらうと、ちょっとお洒落でカッコいい雰囲気を作れます。
ハートの輪っか
ハートの輪っかは、まずは濃いめの煙で輪っかを作ります。そして吐き出された輪っかを両手で自由に操り、丸い形からハートに変形させるトリックです。可愛らしいハートの形が瞬時に出来上がるこのトリックは、見ていてとても楽しいトリックの1つです。
デートでも活躍できるトリックですし、せっかく輪っかを覚えるなら一度は挑戦して披露してみたい技といえるでしょう。
初心者が練習する場合の注意点
折角シーシャバーに足を運び、シーシャを吸いに来たのでしたら、シーシャ本来の味や香りを思う存分楽しみたいものです。シーシャの味わいを覚えた上で練習に励むのがいいでしょう。そのうえで輪っかトリックの練習を行うには、いくつかの注意点に気を付ける必要があります。
そこでここからはシーシャを楽しみつつ、安全に輪っかトリックの練習ができるための注意点を3つに分けてご紹介していきます。
輪っかの練習は味が薄くなってから
シーシャはゆっくりと煙を吸い込むことで、口や鼻を通った時にシーシャ本来の香りや味を最大限楽しむものです。しかし輪っかトリックを練習していると、シーシャの一番の楽しみであるフレーバーの味をあまり感じることができませんし、輪っかトリックの練習に集中してしまうことで、シーシャを本来の楽しみ方ができなくなってしまいます。
シーシャ屋では周囲に自分以外のお客さんもいます。味わうこともせずにシーシャのトリックに夢中になっているさまは、シーシャを楽しんでいる他の客からも見ていて気持ちのいいものではありません。輪っかトリックを練習する場合は、最初はシーシャ本来の香りや味を楽しみ、味が落ちてきたタイミングで輪っかトリックの練習をするようにしましょう。
酸欠に気を付けよう
輪っかトリックを練習するためには、たくさんの煙を吸い込み肺に溜める必要があります。そのため最初のうちはたくさんの煙を吸い込むことに慣れていないものです。初心者の人は特に酸欠になる恐れがありますので、連続して輪っかトリックの練習をしたい場合は、外の空気を吸うなど適度に休憩を取りながら、練習するようにしましょう。
練習する場所に注意
輪っかトリックを成功させるためには煙の吐き方や煙量に加え、空気の流れも非常に重要になってきます。クーラーなどの空調の風が当たる場所や、ドアや窓といった隙間風の入り込むような場所で練習するのではなく、空気の流れが少ない席や場所で練習するようにしましょう。
まとめ
今回は、シーシャの煙を使った輪っかトリックについてご紹介してきましたがいかがでしたか？輪っかトリックをマスターするだけで、いつもと違ったシーシャの楽しみ方を味わうことができます。練習するための注意点などを参考にしながら、より一層シーシャライフを楽しんでいただけたら幸いです。