シーシャ(水タバコ)に興味を持っている人にとって、気になるのが電子タバコのvape(ベイプ)との違いではないでしょうか。フレーバーを味わう点ではともに共通点もあるのですが、タバコ葉の使用では実際に大きな違いがあります。
シーシャとvapeのどちらかを愛用していても、片方を知らない人はなかなか手が出せないものです。
そこで、シーシャとvuapeの違いやメリット、おすすめ商品などを紹介していきます。
シーシャ(水タバコ)とvapeの特徴を知ろう
どちらかを愛用している人や、紙タバコのみを吸っている人にとって、この両者の特徴を知ることは大切です。普段抱いているイメージと違うこともあり得ます。
まずはシーシャとvapeの特徴を知っておきましょう。
シーシャはタバコ葉を使った喫煙具でお店での利用が可能
シーシャはタバコ葉を使った喫煙具になります。トップ(ボウル)に設置したフレーバーに熱した炭で煙を発生させて、ステムを通じてボトルに入った水を煙がくぐることでまろやかな味わいを演出させています。
通常のシーシャではニコチンやタールなどの有害物質が発生します。煙を水にくぐらせるので、一般の紙タバコよりかはるかに摂取する量は少なくなるものです。
さらに、シーシャは喫煙具ながらも、お店(シーシャ屋)で吸えるのが一番の特徴といえるでしょう。令和2年に施行された改正健康増進法では、受動喫煙防止の観点から飲食店などの施設で原則禁煙となるようになりました。
しかし、シーシャは紙タバコと同じくニコチンやタールを有するタバコ葉を使用しながらも、喫煙を提供・販売しているために施設内での喫煙が可能です。
それも飲食をしながら喫煙可能ですので、さながらかつての飲食店のように料理をつまみながら喫煙するというのができます。
vapeはタバコ葉を使用しない
一方のvapeは喫煙には値しません。これはタバコ葉を使用しないからといえます。vapeを愛用している人をみると、確かに煙を吐き出しているのが分かります。ただ、これは煙というよりも蒸気であり、タバコ葉を使用していないので受動喫煙にもなりません。
vapeは燃焼するのではなく、コイルを加熱してリキッドから蒸気が発生してそれを吸い込みます。このことからvapeは電子タバコの一種となり、加熱式タバコとは違います。
そもそもvapeは禁煙や節煙をしたい人、香りを楽しみたい人に向けたものです。紙タバコで吸い過ぎになってしまう人ほど、vapeを吸うことでタバコの本数を抑えることが可能となります。
また、vapeは携帯できるので、いつでもどこでも利用できるのも特長とえいます。ただ、世間では受動喫煙に厳しい目線があるので、水蒸気と煙の違いは傍目には分かりません。特に非喫煙者からすればタバコの違いはほとんど分からないので、蒸気を嫌がる人もいるでしょう。
vapeは3種類のタイプがある
vapeには「リキッドタイプ」「カードリッジタイプ」「使い捨てタイプ」の3種類があります
・リキッドタイプ
スターターキット本体にリキッドを充填してタバコを楽しみます。リキッドタイプはフレーバーの種類も豊富です。メンテナンスが必要となりますが、長期間に渡って愛用できるのが特徴です。
・カードリッジタイプ
カードリッジタイプは専用のカートリッジを取り付けて使用します。カードリッジを交換すれば使えるので、リキッドタイプよりもメンテナンスは手軽に済みますし、しっかりとした味わいも堪能できるのでおすすめです。
・使い捨てタイプ
メンテナンスが一切いらないのが使い捨てタイプのvapeです。値段も安くて使い切ればそのまま処分するだけと、vapeならではの強みである「手軽に味わえる」を体感できるのが特徴です。
シーシャ(水タバコ)とvapeの違いは熱源と健康面
シーシャとvapeにはサイズや携帯可能などさまざまな面で異なりますが、大きな違いは熱源と健康面になります。先述したようにシーシャはタバコを炭で燃焼したものであり、vapeはコイルを加熱してリキッドを蒸気化させています。
そして、シーシャはタバコ葉から発生した煙を水にくぐらせているとはいえ、ニコチンやタールがまったくないとは言い切れません。しかし、vapeはニコチンやタールが入っていないので、健康面ではvapeが圧倒的に優れています。
vapeは喫煙したい人にも向いていますが、シーシャは禁煙にはなりません。ただ、シーシャはシェアすることが可能ですので、家族や知人、友人と一緒にシーシャを味わえるのも特長といえるでしょう。
共通するのは香りを楽しむこと
それではシーシャとvapeの共通点はどこにあるのかというと、やはり香りを楽しむ点では同じ楽しみがあるでしょう。シーシャはタバコ葉をシロップ漬けしているので、さまざまなフレーバーを味わえます。
vapeも同様にリキッドにはフレーバーが入っており、加熱することでフレーバーの味わいを堪能することができます。そしてどちらも時間をかけて味わえるのがメリットといえるでしょう。
加熱式タバコとvapeは違う
電子タバコであるvapeは、iQOS(アイコス)に代表される加熱式タバコとの違いがあります。手のひらサイズで携帯できる点では同じものですが、加熱式タバコはタバコ葉を加熱するのでニコチンを吸うことになります。
ポケットサイズでライターも要らないことから、どこにでも持ち運べるのがメリットですが、バッテリーの充電やメンテナンスも必要となります。
都心のシーシャのおすすめ店舗5選
都心でシーシャのおすすめ店舗を紹介していきましょう。
OPAQUE(オペーク)
渋谷に店舗を構えながら都会の喧騒から離れられる独特の空間を楽しめます。シーシャだけでなく、ソムリエ監修のカクテルや店内に流れる音楽までこだわり抜き、居心地の良さを演出しています。
住所:東京都渋谷区恵比寿1-7-13 麻仁ビル B1
営業時間:
AFTERNOON OPEN 13:00~
NIGHT OPEN 19:00~
CLOSE 28:00
電話番号:03-3441-7792
URL:https://opaque.thyme-shisha.com/
レッドムーン
全席ソファでゆったりとシーシャを堪能できるのがレッドムーン恵比寿です。シャトーブリアンのカツサンドや牛ハラミステーキなど、豊富なメニューはちょっと贅沢な気分も味わえます。
住所:東京都渋谷区恵比寿西1-12-3 ロイヤルガーデン公園通 1F
営業時間:
月~土、祝前日: 18:00~翌5:00 (料理L.O. 翌4:00 ドリンクL.O. 翌4:30)
日、祝日: 18:00~翌5:00 (料理L.O. 23:00 ドリンクL.O. 翌4:30)
電話番号:03-6416-3458
URL:https://redmoon-ebisu.owst.jp/
新宿 シーシャカフェ PUCAPUCA (プカプカ)
シーシャ初心でも丁寧に接客してくれるのがプカプカです。ハンモックや個室も利用できるので、女性一人でも安心してシーシャを楽しむことが可能です。
住所:東京都新宿区西新宿7丁目4-9 盛和ビル4階
営業時間:平日:15:00~24:00 土日祝:13:00~24:00
電話番号:03-5937-3884
URL:https://shisha-pucapuca.com/
シーシャカフェばんびえん 高田馬場本店
お酒以外は持ち込みOKでジュース飲み放題と嬉しいサービスなのがばんびえんです。店内もくつろげるようになっており、HPでもスタッフ紹介がされている人気店です。
住所:東京都新宿区高田馬場4丁目18-9 ハイシティ高田馬場 2F
営業時間:
14:00~24:00
電話番号:03-5937-5793
URL:https://vangviengshisha.com/shops/
LA NATURE(ラ・ナチュール)
落ち着いた店内でシーシャを満喫できるので、デートにも最適な店舗といえます。ソファやテーブルのほか、寝ながらシーシャを味わえる「ごろ寝シーシャ席」は人気です。
住所:東京都港区赤坂3丁目7-15赤坂パラダイスⅡ 2階
営業時間:
電話番号:03-6426-5565
URL:https://lanature-shisha.com/
Amazonで人気のvapeのおすすめ商品3選
Amazonで人気のvapeおすすめ商品を3つ紹介していきます。
Eonfine 電子タバコ パワー調節機能付き スターターキット
リキッドタイプのvapeで、パワー調整機能付きで味わいの変化を楽しむことができます。大容量のバッテリーと高級感あるデザインが人気となっています。
Amazonでは3,000円程度で販売されています。
DR.VAPE ドクターベイプ Model2 スターターキット
スタイリッシュなデザインがオシャレで、スターターキットなのですぐに使用できるメリットがあります。ミントメンソール、クラシックスモーク、ジューシーマスカットから選び、手軽に味わえてしっかり楽しめるAmazonで人気の商品です。
Amazonでは5,000円から販売されています。
KINOE 電子タバコ 使い捨て VAPE 5本セット
使い捨てタイプでAmazonの人気商品となっています。5本セットとお得でフレーバーごとに色分けされており、外観も可愛らしくて手軽に吸えるのが魅力です。
Amazonでは5本セットで2,500円から販売されています。
まとめ
シーシャと電子タバコは構造もまったく異なる商品です。シーシャはタバコ葉を使用していますので、喫煙具となりますが、vapeは電子タバコになるのでニコチンやタールを含んでいません。
共通しているのはフレーバーで味わいを楽しむものといえます。どちらも従来の紙タバコよりも味わいを調整できますので、興味がある人もまずは味わいを楽しんでみてはいかがでしょうか。